IoTとは

2023年03月22日 IoT
<strong>IoTとは</strong>

IoTをもっと身近に・・・

「IoT」とは、Internet of Things(モノのインターネット)の略称で、今までインターネットに繋がっていなかった「モノ」がネットワークと接続することにより離れた場所からの監視や計測、また操作や制御などが行える技術のことを言います。

「今まであったモノ」に異なる付加価値を結びつけることで、日常の生活だけでなく自然災害や社会問題までにも大きな変革を与えることができると、いま注目されている課題解決の糸口です。

IoTに必要な要素と仕組み

要素①:モノ(デバイス)

まずは主体となる「モノ」です。
ここで言う「モノ」は、あらゆる物体が対象となります。
車や家電、エアコン、ドア、照明、時計、ペン、トイレなど対象は無限で、物理的にセンサーを取り付けることのできる物体全てが対象です。

要素②:センサー

次に必要なのが「センサー」です。
モノや周辺環境の状態を感知し、データとして読み取ることのできる装置として、モノの存在有無や形状、位置の感知や、温度や湿度、重さ、速度、振動、音声など、様々な種類の状態を感知するセンサーが存在します。

要素③:ネットワーク

モノの状態をセンサーが感知してデータとして読み取ったら、そのデータを可視化する端末(スマホやPCなど)に送る必要があります。この“送る”役割を果たすのが「ネットワーク」です。
基本的にIoTを導入される場合は、無線ネットワークを利用するのが一般的ですが、無線ネットワークの中でも種類がいくつかあります。データの容量やデータを送る頻度、データを送る距離、バッテリーの消費量など、コンテンツに合わせて最適なネットワークを選ぶ必要があります。

要素④:アプリケーション

端末に届いたデータは、まだ暗号レベルだったり量が膨大だったりするため、データの抽出・整理・解析・最適化といった処理を加え、人間が理解しやすいグラフや図にまとめるのがアプリケーションの役割です。

まとめ

IoTを活用することで、人々の生活をもっと便利にそして豊かにすることができます。
例えばIoTの機能を搭載した家電(エアコンや照明)などの販売も充実し始めており、少しずつ身近になっていますが、既存(IoT機能を搭載していない)の「モノ」にもIoTを搭載することやプライベートネットワークを構築することができます。ワールドフェイマスは、今ある「モノ」にIoTという付加価値をつけて、より便利にそして長くご利用いただくことが、SDGsの観点でもとても重要なことと捉えています。

事業開発部 中村 寛