背景とメリットを解説
「PMOって、具体的に何をしているの?何ができるの?」 そんな声をよく耳にします。
PMO(Project Management Office)は、プロジェクトの管理を専門に担う組織や役割のこと。
ただのスケジュール管理屋さん…と思っていたら、それはちょっともったいないかもしれません。
この記事では、なぜ今、PMOがこれほど注目されているのか。その背景と、実際に導入するメリットについてわかりやすくご紹介します。
プロジェクトが複雑になってきた
近年、多くの企業がデジタル化や業務改革、新規事業の立ち上げなど、様々な“プロジェクト”を抱えています。
一方で、そのプロジェクトは一筋縄ではいかないことも多い。
関係部署が多かったり、スケジュールが厳しかったり、専門知識が求められたり——。
そう、プロジェクトそのものがどんどん「複雑化」しているんです。
その中で、各部署の間に立って全体を俯瞰し、スムーズに進行できるように支援する役割として、PMOが求められるようになってきました。
“調整役”や“プロジェクトの推進者”までを担うPMO
プロジェクトの立ち上げ段階から参画し、計画づくりや体制設計を支援したり、課題に対して現場と一緒に考え、実行まで伴走したり。
PMOの業務は、「会議調整」や「進捗管理」「資料作成」のような“裏方的”な仕事や、「会議ファシリテーション」や「プロジェクトの推進」など“前に出る存在”となるなど、その役割は様々であり、まさに“プロジェクトおよびプロジェクトマネジャーの良き支援者”という役割が期待されているのです。
PMO導入のメリットって?
では、PMOを取り入れると実際にどんなメリットがあるのでしょうか?
代表的なものをいくつかご紹介します。
1. プロジェクトの「見える化」が進む
PMOが入ることで、進捗状況や課題が共有されやすくなり、関係者の間で共通認識が持てるようになります。これにより、意思決定や対応がスピーディに。
2. 属人化の回避
プロジェクトの進め方や情報が特定の人に依存しなくなり、急な異動や離任にも柔軟に対応できる体制が作れます。
3. コミュニケーションの円滑化
PMOはプロジェクト内の“つなぎ役”として、関係者同士の間を取り持ちます。
これが、意外と大きなストレス軽減に。
4. 成果の最大化
全体を見渡せる立場だからこそ、優先順位の整理や、効果的な進め方の提案ができる。結果として、プロジェクト全体のパフォーマンス向上につながります。

IT・Network、Mobility、Mobile など
当社のPMOは様々な業界で活躍しています。
ワールドフェイマスのPMOは“実行力”が違う
私たちワールドフェイマス(WF)は、単なる「PMO業務代行」を行っている会社ではありません。
プロジェクトの上流から下流まで、実際のオペレーションや現場業務にも深く入り込み、“泥臭く”成果を出していくことにこだわっています。 この実行力の高さが、WFのPMOの特長です。
さらに、若手の育成にも注力しており、20代からプロジェクトに貢献できるPMO人材を多数輩出しています。
幅広い業界で通用するノウハウを蓄積・展開しており、複雑なプロジェクトにも柔軟に対応できる体制を整えています。
最後に:「このプロジェクトにPMOが必要かも」そう感じたら…
いちどワールドフェイマスにご相談ください。
PMOの立ち上げから実行支援まで、プロジェクトに合わせた柔軟なご提案が可能です。
また、PMOに関する詳しい資料も、ホームページから無料でダウンロードいただけます。
第2PMO本部 中村 寛